古賀恭一郎の日記

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読書日記 下町ロケット ヤタガラス 池井戸潤 著

下町ロケット ヤタガラス読みました。

 

待ちに待ったヤタガラスをじっくり、じわじわと沁み込ませるように読みました。

 

今回も、面白かったです。

いつも斜に構えて読み始めるんです。例えば、しょせん判官びいきだろ?とか、勧善懲悪ものなんだろ?とかです。

が、最終的にはメロメロになってしまいました。

 

 新技術の開発。これは設計者にとってとても憧れる要素ですが、その分つぶしこめないトラブルも呼び込む内容です。

トラブルなく新規開発・設計することがどれほど難しいか、それがとても共感できました。

次回作があればそれも楽しみですね。

 

下町ロケット ヤタガラス

下町ロケット ヤタガラス

 

 

 

ドラマも観てます。展開が原作と少し違うような気がしますが、こちらも楽しめます。

 

www.tbs.co.jp

 

平成30年度 技術士二次試験 衛生工学部門択一(7)水質の指標

こんにちは、技術士(機械)の古賀恭一郎です。

 
平成30年度 技術士二次試験 衛生工学部門択一問題の解答解説っぽいことをやってます。
2019年度以降度は、択一が無くなりますが、キーワードは覚えておいて損はないですよ。
なお、衛生工学は勉強中のため、間違いがあればご指摘いただけると幸いです。
 
問題7 水質の指標に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。
① 浮遊物質(SS)とは,水中に懸濁している固形物質をいい,おおむね粒径1μm以上の粒子であり,細菌や藻類などの微生物も含まれる。
② 強熱減量とは,溶解性物質や浮遊物質を強熱灰化したときに揮散する物質であり,溶解性物質に対する強熱減量(VS)と浮遊物質に対する強熱減量(VSS)がある。
③ 蒸発残留物質(TS)とは,試料を蒸発乾固したときに残留する物質をいい, 水中の固形物質と溶解性物質の析出分の総量を示す。
④ 濁度(turbidity)とは,水の濁りの程度を示す指標で,土壌やその他の浮遊物質の混入による地表水や処理水の濁りを知るのに使用される。
⑤ 色度(colour) とは,水中に含まれる溶存物質あるいはコロイド物質が呈する類黄色の程度をいい,河川水や地下水のフミン質による着色の程度を示すのに使われることが多い。
 
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技術士会の正答は、②でした。
 
国土交通省 江戸川河川事務所より
から、
「強熱減量とは,溶解性物質や浮遊物質を強熱灰化したときに揮散する物質であり,浮遊物質に対する強熱減量(VSS)がある。」はOKです。
 
ただし、熊本県畜産協会のホームページを参照すると、
強熱減量(VS)は、有機物に対して示されるものとあります。
 
溶解性物質とは
「ろ過材を通した試料を蒸発乾固したとき残る物質」ですので、有機物ではないようですね。
 
有機物とは

平成30年度 技術士二次試験 衛生工学部門択一(6)膜ろ過による浄水処理

こんにちは、技術士(機械)の古賀恭一郎です。

 
平成30年度 技術士二次試験 衛生工学部門択一問題の解答解説っぽいことをやってます。
2019年度以降度は、択一が無くなりますが、キーワードは覚えておいて損はないですよ。
なお、衛生工学は勉強中のため、間違いがあればご指摘いただけると幸いです。
 
問題6 膜ろ過による浄水処理に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。
① 水道における膜ろ過は,精密ろ過(MF),限外ろ過(UF),ナノろ過(NF)などがある。
② 膜モジュールとは,エレメントを膜ろ過装置に装填して使用できる形にしたもので,中空糸型などがある。
③ 膜ろ過流束とは,クロスフローろ過において,供給水を膜面に沿って水平方向に流すときの膜面上の流速をいう。
④ 膜の損傷などの検知には,圧力,濁度及び微粒子数が利用される。
⑤ 膜洗浄方式には,逆圧水洗浄や空気洗浄などによる物理洗浄に加え, 酸やアルカリ剤などによる薬品洗浄がある。
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技術士会の正答は、③でした。
 
膜ろ過の方式(Asahi KASEI社HP)
クロスフローろ過とは、上記リンク先の通り、膜に平行して流れを作るのですね。
「流束」は、伝熱学にもありますが、面積当たりの流量と解釈すると、膜に直角に流れる流量が膜ろ過流束と考えられます。
そのため、水平流れの流速は異なると思われます。

平成30年度 技術士二次試験 衛生工学部門択一(5)湖沼の富栄養化

こんにちは、技術士(機械)の古賀恭一郎です。

 
平成30年度 技術士二次試験 衛生工学部門択一問題の解答解説です。
2019年度以降二次試験は択一試験が無くなりますが、キーワードは覚えておいて損はないですよ。
なお、衛生工学は勉強中のため、間違いがあればご指摘いただけると幸いです。
 
問題5 湖沼の富栄養化に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。
富栄養化とは,湖沼に窒素やリンなどの栄養物質がある量以上流入すると,藻類が光合成を行いながら異常に増殖し,これが有機性汚濁物質となって水質汚濁が進行する現象である。
富栄養化とは,本来,湖沼の1日における栄養塩類の変化を示すものである。
③ 閉鎖性水域が富栄養化すると, 湖沼では例えば藍藻類が異常増殖して,アオコと呼ばれるマット状の層が水面を覆うことがある。
④ 自然の湖沼は,長い年月をかけて,初期における水深が深くて栄養物質の少ない貧栄養湖から, 流域からの栄養物質の流入を受けて中栄養湖となり, さらに水深が浅く栄養に富む富栄養湖になる。
⑤ 人為的な水質汚濁による富栄養化は,窒素やリンを含む排水の流入などの人為的要因により著しく栄養状態の変化速度が加速され,極めて短期間に湖沼が富栄養状態になる現象である。
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技術士会の正答は、②でした。
 
富栄養化とは?
もともと富栄養化とは、②記載の通りだったようですが、最近は濃度上昇を指すようです。
このように言葉の意味が時代によって変わることも想定する必要がありますね。

平成30年度 技術士二次試験 衛生工学部門択一(4)大気汚染物質の処理技術,発生抑制技術と汚染物質

こんにちは、技術士(機械)の古賀恭一郎です。

 
平成30年度 技術士二次試験 衛生工学部門択一問題の解答解説です。
2019年度から、択一試験が無くなりますが、キーワードは覚えておいて損はないですよ。
なお、衛生工学は勉強中のため、間違いがあればご指摘いただけると幸いです。
 
問題4 次のうち,大気汚染物質の処理技術,発生抑制技術と汚染物質の組合せとして最も不適切なものはどれか。
① 石灰スラリー・・・吸収法硫黄酸化物
② 二段燃焼法・・・窒素酸化物
③ 活性炭吸着・・・ダイオキシン
⑤ バグフィルター・・・ばいじん
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技術士会の正答は、④でした。
 
排煙脱硝技術
 
脱硝法ですので、NOx(窒素酸化物)対策ですね。