古賀恭一郎の日記

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読書日記 同志少女よ、敵を撃て 逢坂冬馬著

第11回アガサ・クリスティー賞大賞受賞、本屋大賞(2022年)受賞 同志少女よ、敵を撃てを読みました。

 

史実を元にした女性狙撃手の話でした。時代は1940年代ドイツの侵略に対抗するソ連が舞台です。ソ連では実際に女性狙撃手が戦場におり、前線で戦っていました。

大学で学び外交官になる夢をもった少女が主人公です。その少女は住んでいる村をドイツ軍によって全滅させられ、助けてくれたソ連側の赤軍ソ連軍)の女性士官によって狙撃手として育てられます。

本の分厚さに最初は驚きましたが、戦場でのアクション、心理描写などが秀逸ですぐに引き込まれてしまいました。また、主人公の女性目線で描かれた戦争の悲惨さ、戦争のさなかにある日常が胸を打ちました。

心身ともに強く成長した主人公がどういった結末を迎えるのか、楽しみに読んでみて欲しいです。

 

同志少女よ、敵を撃て

 

読書日記 ミカエルの鼓動 柚月裕子著

医療をテーマにした ミカエルの鼓動 を読みました。

 

ミカエルという手術支援ロボットとそれを操る医師、そして天才と呼ばれる医師の命に掛ける想いを描いた物語でした。

とうとつに始まったプロローグも、著者のうまい話し運びの一つでした。著者のプロローグは物語に引き込まれてしまいますね。

 

良い具合に感動し、仕事に対する意気込みも上げることができました。

ミカエルの鼓動 (文春e-book)

 

作者の著書はまた楽しみにしたいと思います。 

 

著者のほかの作品の読書日記はこちらです。

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 孤狼の血シリーズ二作目の読書日記はこちら

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 著者のほかの作品はこちらです。

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読書日記 アルスラーン戦記 漫画 荒川弘著 原作 田中芳樹著 16巻

アルスラーン戦記16巻 読みました。

 

王都から帰還した国王アンドラゴラスから事実上、追放されたアルスラーンは、南方の港町ギランへ向かいます。町では隠密行動し、市井の声を聞く。困った人を助けて味方につけ、利己的な統治担当官を追放する。などなど水戸黄門的な展開となり、読んでいて安心できましたし、スカッとする気分にもなりました。

アルスラーン戦記(16) (少年マガジンコミックス)

 

 

 過去作品の読書日記です。

 

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読書日記 ソードアートオンライン026 ユナイタル・リングⅤ 川原礫著

ソードアートオンライン26巻ユナイタル・リング読みました。

 

ユナイタルリング世界とアンダーワールド世界。それぞれの世界で進行する物語はどう交差するのか、なかなかあきらかになりません。

気になるのですが、あきらかにならないのも色々想像できて、楽しいです。

ゲームとしてのソードアートオンラインから端を発したVRMMOの種(ザシード)が散らばり、さまざまなゲームとして生まれてきました。そして、極端な二つの世界がユナイタルリング世界とアンダーワールド世界のように感じられます。

 

ソードアート・オンライン26 ユナイタル・リングV (電撃文庫)

 

21巻の感想です。

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 22巻の感想です。こちらは短編集です。 kyoichirhokogajpemecha.hateblo.jp

  23巻の感想です。

 

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   24巻の感想です。

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   25巻の感想です。

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読書日記 テスカトリポカ 佐藤究著

直木賞受賞作品である、テスカトリポカを読みました。

 

生きていくって、理不尽なものとの付き合いかと思っているのですが、本作は輪をかけて理不尽です。息をするように人がバンバン殺されます。

そして、登場人物のほとんどが不法行為に手を染めてます。

 

アステカ王国の歴史に触れつつメキシコの麻薬戦争や臓器ブローカーを扱った物語です。暴力描写、グロテスクな描写が多く、苦手な人は苦手かもしれません。

 

舞台はメキシコ、インドネシア、日本と変わっていきます。現代日本がメインの舞台ですが、私は知らない日本でした。

500ページ超の大作で、読み応えばばっちりです。刺激に飢えている方はぜひ手に取ってみられてはいかがでしょう。

テスカトリポカ (角川書店単行本)