読書日記 嘘つきジェンガ 辻村深月著
嘘つきジェンガ読みました。
嘘にまつわる短編集でした。3つの物語のうち、最初の作品は、「神様の罠」で執筆された作品でした。三作とも読み応えたっぷりの作品でしたので、なかなかの満腹感でした。
とくに3話目はとてもじゃないですが、息継ぎなしには読めないくらい居た堪れない気持ちにさせられる嘘がテーマでした。
辻村作品の読書日記です。
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読書日記 赤と青とエスキース 青山 美智子著
赤と青とエスキース を読みました。
「二度読み必至」とありますが、読み終わった後、本当にそう思えました。
それぞれの物語を見つめてきたひとつの絵画(エスキース)が主人公と言って良いのではないでしょうか。短編でありながら、どこかつながっているのは、青山さんの話によくある展開ですが、いつもよく考えられているな。というのが私の感想です。
同じ著者の別作品の読書日記です。
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読書日記 紙鑑定士の事件ファイル 偽りの刃の断罪 歌田年著
第18回「このミステリーがすごい」大賞受賞作 紙鑑定士の事件ファイルの続編で、偽りの刃の断罪を読みました。
模型の家の殺人の後日談として、3話構成でまとめてあります。
紙鑑定士である主人公が、個人事務所に訪れた人々が持ち込む謎を解いていきます。今回も紙のうんちくはもちろん、コスプレやフィギュアなどの文化についても掘り下げておられ、作者はいろんな知識をお持ちだということが良くわかりました。
ただ、それぞれの描写が伏線かというと、意味のないものの方が多いため、今回は少しうんちく話が多く感じました。
次の作品を手に取るかは、少し悩ましいですね。
前作の感想です。
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読書日記 鬼滅の刃 ノベライズ 〜おそわれた刀鍛冶の里編〜 吾峠呼世晴原作、 松田朱夏著
遊郭潜入大作戦編の続編で、おそわれた刀鍛冶の里編のノベライズを読みました。
コミックを忠実に再現している物語でした。
炭治郎の夢のシーンは、映像で表現できない分、炭治郎の想像力がシーンを表現していて、小説の良さを感じました。次作も楽しみです。