古賀恭一郎の日記

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読書

読書日記 聲の形 上・下 大今良時原作、 川崎美羽著

映画 聲の形のノベライズを読みました。 映画はまだ観ていないのですが、無知は時に残虐になるということを改めて考えさせられました。また、伝えようとしないと伝わらないことがあることも考えさせられました。 物語は、退屈を嫌う少年と耳の聞こえない少女…

読書日記 闇祓 辻村深月著

闇祓読みました。 ちょっぴり怖いホラーミステリでした。現代では、コミュニケーションを取る際、常にハラスメントにならないか気にするようになりました。そんなハラスメントを取り上げ、ホラーに仕上げた辻村さんはやはりすごいと思います。 読んでいくう…

読書日記 ペッパーズ・ゴースト 伊坂幸太郎著

ペッパーズ・ゴースト読みました。 別の場所に存在しているにもかかわらず、その場にいるように見せる視覚トリック、ペッパーズ・ゴーストを題名にしたちょっと不思議な物語です。 不思議な能力を持つ中学教師と、中学生が書く小説が交互に物語を紡いでいき…

読書日記 剣持麗子のワンナイト推理  新川 帆立著

ドラマにもなっている元彼の遺言状の続編 剣持麗子のワンナイト推理読みました。 前作、前々作もそうですが、バイタリティのあるヒロインがいろんな殺人事件に巻き込まれ、ワンナイトで解決してしまいます。 それにしても、ヒロインが寝てないです。読んでい…

読書日記 プロジェクト・ヘイル・メアリー上下 アンディ・ウィアー著

プロジェクト・ヘイル・メアリーを読みました。 壮大な物語を一人の人物が経験します。この本は変に解説するよりも、ぜひ読んでいただき、主人公とともに科学的なアプローチで謎に挑んでもらいたいですね。 ここまでリアリティの高いSFは初めて読みました。…

読書日記 幻告 五十嵐律人著

幻告を読みました。 裁判所書記官というあまり聞きなれない職に就く主人公が、タイムスリップを繰り返し、父の犯した罪と向き合う物語でした。 性犯罪の冤罪や、窃盗癖など物語に関係無さそうな裁判も、実はストーリーに関係しています。けして見逃さないよ…

読書日記 ハヤブサ消防団 池井戸潤著

ハヤブサ消防団を読みました。 ハヤブサ地区という田舎に移住した作家が消防団に所属し、さまざまな事件に会うお話です。田舎暮らしパートと謎解きパートにくっきり分かれている感触があり、田舎暮らしの良いところが知れる機会なのかもしれません。 謎解き…

読書日記 嘘つきジェンガ 辻村深月著

嘘つきジェンガ読みました。 嘘にまつわる短編集でした。3つの物語のうち、最初の作品は、「神様の罠」で執筆された作品でした。三作とも読み応えたっぷりの作品でしたので、なかなかの満腹感でした。 とくに3話目はとてもじゃないですが、息継ぎなしには読…

読書日記 赤と青とエスキース  青山 美智子著

赤と青とエスキース を読みました。 「二度読み必至」とありますが、読み終わった後、本当にそう思えました。 それぞれの物語を見つめてきたひとつの絵画(エスキース)が主人公と言って良いのではないでしょうか。短編でありながら、どこかつながっているの…

読書日記 紙鑑定士の事件ファイル 偽りの刃の断罪 歌田年著

第18回「このミステリーがすごい」大賞受賞作 紙鑑定士の事件ファイルの続編で、偽りの刃の断罪を読みました。 模型の家の殺人の後日談として、3話構成でまとめてあります。 紙鑑定士である主人公が、個人事務所に訪れた人々が持ち込む謎を解いていきます。…

読書日記 鬼滅の刃 ノベライズ 〜おそわれた刀鍛冶の里編〜 吾峠呼世晴原作、 松田朱夏著

遊郭潜入大作戦編の続編で、おそわれた刀鍛冶の里編のノベライズを読みました。 コミックを忠実に再現している物語でした。 炭治郎の夢のシーンは、映像で表現できない分、炭治郎の想像力がシーンを表現していて、小説の良さを感じました。次作も楽しみです。

読書日記 100円のコーラを1000円で売る方法 永井孝尚著

永井先生の100円のコーラを1000円で売る方法読みました。 MBA50冊シリーズで紹介された本を徐々に読み進めていますが、原点回帰ということで、マーケティングの本として、100円のコーラを1000円で売る方法を手に取ってみました。 永井先生の著作は、軽く読め…

読書日記 競争の番人 内偵の王子  新川 帆立著

ドラマにもなっている元彼の遺言状の著者が書く競争の番人 内偵の王子読みました。 前作に続いて読んだのですが、ヒロイン像が元彼の遺言状のヒロインと近いものがあります。こちらはかなりの武闘派ですが。 九州を舞台にした着物業界のカルテル摘発に動いて…

読書日記 香君 上・下 上橋菜穂子著

守り人シリーズの著者が書く、香君を読みました。 久しぶりの新作なのだそうです。とても面白く思うところの多い作品でした。 どこかにありそうな国と経済、政治などの複雑な人間模様をなめらかに描ききる著者にいつも驚嘆させられます。そしてわかりやすい…

読書日記 栞と嘘の季節 米澤穂信著

本と鍵の季節の続編である栞と嘘の季節 読みました。 同じ高校生を主人公にした「氷菓」とはかなり異なったお話ですが、男子二人の掛け合いは、氷菓を少し思い起こさせますね。 前作の主人公堀川と松倉の二人に、瀬野という美人な女子が加わり、ある栞にまつ…

読書日記 ビジョナリー・カンパニーZERO ジム・コリンズ著

世界のエリートが学んでいるMBA必読書でも紹介のあった、ビジョナリー・カンパニーZERO読みました。 Twitterでも紹介があったので、手に取ってみました。 偉大な企業のリーダーに必要な心得がわかりやすく事例とともにまとめられており、とても参考になりま…

読書日記 クラウドの城 大谷睦著

第25回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作、クラウドの城を読みました。 傭兵としてイラクに向かい、大切なものを失った「私」が、やっと見つけた生活の地で殺人事件に巻き込まれます。北海道で内縁の妻とデータセンターでの仕事を得た「私」が、探偵役とな…

読書日記 爆弾 呉勝浩著

爆弾読みました。 スズキタゴサクと名乗る、傷害罪で警察署にて取り調べを受けていた人物が突然、告げた地域で爆発が起きる。しかも、それだけでは終わらないとも告げる。非常にスピーディに1日を駆け抜けるお話でした。 すごいのが、犯人と目される人物が警…

読書日記 琥珀の夏 辻村深月著

琥珀の夏読みました。 親と子の関係や子供の心情を丁寧に描写しておられる小説でした。小学生のときに、女子の行動、言動を少し不思議に思ったこともあったのですが、こういった心情で行動していたのだと、今更ながらつながりました。 理想を目指した集団生…

読書日記 invert2 覗き窓の死角 相沢沙呼著

ドラマ化が決定し、ミステリ大賞ほか5冠獲得したmediumの続編invert2を読みました。 本作も、mediumの後に読むことを強くお勧めします。 今回も、犯人ははっきりしており、なぜヒロイン翡翠が容疑者を容疑者と判断したのかを読者が推理する構成となっていま…

読書日記 ストロベリー戦争 弁理士・大鳳未来 南原詠著

特許やぶりの女王の続編であるストロベリー戦争を読みました。 弁理士が主人公という物語です。テンポの良い話の運び方で、あっという間に最後の展開まで終わってしまいました。 今回は、イチゴの商標権に関しての物語でした。日常的に理不尽なことを指示さ…

読書日記 お探し物は図書室まで  青山 美智子著

「2021年本屋大賞」2位、お探し物は図書室まで を読みました。 自分に見えているものが、同じように他の人に見えているとは限らない。という当たり前のことも、意識していないと、すっかり忘れてしまうものです。 本作を読んで、改めて思いいたりました。各…

読書日記 グロービスMBAマーケティング改訂4版 グロービス経営大学院編著

グロービスMBAマーケティング 読みました。 以前から興味のあったMBAについて、マーケティングについて体系立てて学びたいと思い本書を手に取ってみました。 環境分析、市場の機会と脅威、セグメンテーション、ターゲティング、ポジショニング、マーケティン…

読書日記 かぐや様は告らせたい〜秀知院学園七不思議〜 赤坂アカ原作 羊山十一郎著

かぐや様は告らせたい〜秀知院学園七不思議〜読みました。 どっぷりはまってしまい、小説にも手を出してしまいました。(映画も観たい) 世界観そのままに、小説ならではの表現で七不思議に巻き込まれる秀知院学園生徒会メンバーですが、途中からかぐや様の…

読書日記 すずめの戸締まり 新海誠著

映画君の名は。の監督が書く、すずめの戸締まりを読みました。 一生懸命なヒロインが頑張る物語でした。 新海誠先生の描くヒロインは、どこか等身大でありつつ、自身を俯瞰しているような大人びた一面も感じさせる人物のイメージがありました。本作のヒロイ…

読書日記 腹を割ったら血が出るだけさ 住野よる著

君の膵臓を食べたいの作者の作品で、腹を割ったら血が出るだけさを読みました。 作品中の小説『少女のマーチ』をめぐって、さまざまな人物がそれぞれの視点で紡ぐ物語です。登場人物に近しい人がいなかったため、感情移入ができずに読み終わってしまいました…

読書日記 SPY×FAMILY家族の肖像 遠藤達哉原作、 矢島 綾著

アニメ化もされている、SPY×FAMILYのノベライズ家族の肖像を読みました。 原作もアニメも追っているのですが、ノベライズもオリジナル要素が満載で面白いですね。「じなん」の取り巻きの名前も忘れないようにしようと思いました。 3話目のフランキーの物語…

読書日記  MBAより簡単で英語より大切な決算を読む習慣 シバタナオキ 著

MBAより簡単で英語より大切な決算を読む習慣を読みました。 Twitterに流れてきた、本書の紹介に興味を持ち手に取ってみました。 簿記について勉強した経験から、決算書には興味があったのですが、読めてもどう応用したら良いのか使いどころに困っていました…

読書日記 倒産続きの彼女  新川 帆立著

元彼の遺言状の続編、倒産続きの彼女読みました。 今度は自分に制限を掛けているように見えるヒロインでした。見下すか見下されるかでしか人を見られないタイプです。私も同じような考えをしているときがあり、気を付けなければと、改めて思いなおしました。…

読書日記 鬼滅の刃 ノベライズ 〜遊郭潜入大作戦編〜 吾峠呼世晴原作、 松田朱夏著

無限列車編の続編で、遊郭潜入大作戦編のノベライズを読みました。 アニメーションの鮮やかさや、マンガの視覚情報が無いのですが、やはり小説にも良さがありますね。細やかな感情表現が随所にみられ、キャラクターたちの感情がよく伝わってきました。これは…