古賀恭一郎の日記

現在URL変更に伴い、「Not Found」ページが表示される可能性があります。お手数ですが、TOPに表示されている「古賀恭一郎の日記」をクリックしていただき、必要なページを探していただきますようお願い申し上げます。

【新聞ネタ】日本のIT投資、不足深刻、2025年、システム6割が老朽化。

日経新聞10/14朝刊の記事より
 
日本におけるIT投資が不足しており、投資があっても、旧型のメンテナンスや保守などに使われていると日経新聞は伝えています。システムエンジニア(SE)の方のコメントでも、数十年前のシステムの保守管理に追われていると嘆いており、このままでは新規投資が少なく、他国から遅れていくことが懸念されます。
 
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 
何気なく企業の中で使っているシステムですが、この記事を読んでいると
「増築を重ねて機能性が損なわれた旅館のようなシステム」
というコメントにどきっとしてしまいました。
私の会社も、数十年前に導入したシステムの上に増築を重ねており、基幹システムは変わっていないうえ、その基幹システムの制限からできることが限られていることが事実としてあります。これができる?あれができる?ってシステム管理者に確認してみてもできないといわれるケースが多いです。
ただ、これは元々の要求仕様がそこまでの機能を求めてなかったのに、時代が変わって求められる内容が増えていったことに起因しているのでしょうね。
 
これを、総合技術監理の目線で無理やり整理してみたいと思います。
 
【情報管理】
 製造業であれば、製品情報やドキュメント類、設計情報などの管理が必要であり、それらビックデータを活用して顧客ニーズの掘り起こしが求められるようになりますね。
 そのためにも、現有システムにそういった機能が無ければ、新規投資すべきです。
 
【経済性監理】
 しかし、新規投資していくにしても、先立つものが無いといけない訳です。
 考え方としては、システム全体への投資は続けていますので、現状システムの保守にかかってるリソースを新規システムへの投資に生かしていくことができれば、効果的と考えます。そのため、現有システム保守を簡便にできる方策を考えます。
例えば、点検頻度を週一回から月一回に切り替える。アップデートを自動化する。パソコンの使用方法など調べればわかることは、Q&A集にまとめて誰でも確認できるようにするなどですね。
 
【人的資源管理】
 (システム管理部署)ビッグデータ収集までいきつくと、どういったデータが必要かなどを考えなければなりません。そういった管理ができる人材教育にも力を注ぐ必要がありますね。
  
 (全体)パソコンの知識程度でシステム管理部署の手を煩わせないよう、教育と部署ごとに管理者を設けておき、問い合わせ窓口となってもらうなどでしょうか。
 
【社会環境管理】
 特別思いつか無いのですが、製品情報管理ができると、使用材料が将来において管理必要材となった場合(RCFやフロンなど)素早い対応が取れると考えます。
 
【安全管理】
 リスク管理となると、セキュリティ面となりますが、これは「情報管理」ですね。
 これは特別思いつきません。
 
※注意! 
私古賀はまだ総合技術監理部門の受験生ですので、本見解は的外れの可能性があります。そのつもりで読んでいただけると幸いです。