日経新聞11/24朝刊の記事より
医療費が抑制が話題となっていますが、その件についてブログに起こしてみました。
自分自身も他人事ではないので興味あります。
記事の中ではもうけに誘惑される医師の過剰投薬をチェックさせるために、医薬分業を進めてきましたが、門前薬局がどれほどの機能を果たしているのか、私自身は疑問に思ってます。実際、記事の中でも1.7兆円が差額として払われていると指摘があります。
本来であれば、患者一人一人に適した薬の処方が目指すべき姿だったと思いますが、お薬手帳もあることから、私は病院前の薬局にすぐ飛び込むようにしています。
厚労省は、この薬局にある矛盾解消のため、薬局再編を促すつもりだということで、数ある薬局は事業継続の分岐点にあると思われます。
こういった事態になっても、長期的な視点で継続可能な組織作りを進めていくことが、総監技術士に求められていると考えています。
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今後、再編されていく薬局を考えて、総合技術監理の目線で整理してみたいと思います。
【経済性管理】
薬剤価格に関しては、決定権が無い(おそらくですが)と思われます。
納期に関しては、近所にある病院、診療所の先生がよく使われる薬の種類を把握し、常備しておくことが挙げられると思います。
しかし、常備することで、品質を落としてしまう可能もあるため、品質を維持できる管理方法の徹底も重要と考えます。
【人的資源管理】
患者の方とやり取りする際の講習などを行い、窓口業務を好感触にする。
薬剤に関する知識学ばせ、お客様の疑問に答えられるようにするなどが重要と考えます。
【安全管理】
薬を扱うため、飲み合わせや持病の管理が重要になってきます。
併せのみにより事故事例や、薬情報を整理・データベース化することが求められ、それらにアクセスしやすい環境を整えることも重要と思います。
【情報管理】
顧客情報管理が重要な課題となりますので、データセキュリティは引き上げる必要があると考えます。
【社会環境管理】
とくに思いつきません。
※注意!
私古賀はまだ総合技術監理部門の受験生ですので、本見解は的外れの可能性があります。そのつもりで読んでいただけると幸いです。