古賀恭一郎の日記

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読書日記 蜜蜂と遠雷 恩田陸 著

蜜蜂と遠雷 読みました。

 

音楽、特にクラシックってあまり聞く機会がありません。皆さんはいかがでしょうか?

私は、勉強の間youtubeでクラシックなどの集中できる音楽を聴いていたりしますが、曲名や背景などはあまり頓着した記憶がありません。

 

本作は、一つのピアノコンクールの予選から本選発表までを描いた物語です。コンテスタント(コンテストに出るピアニスト)ごとの感情の変化や想い、変化などを描きながら、文章の中に音楽を感じさせる展開でした。カデンツァ(自由に編曲して弾くことができる部分?)の表現も秀逸で、ぜひ音に起こしてほしいですね。

さらに、いくつも出てくる曲名をまたの機会に聴いてみたいと強く思わせてくれる作品ですね。

 

読み始めてみて、500ページ以上の大作が一つのコンクールで終わるとはとても思えなかったのですが、今なら納得です。ぜひ、手に取ってみて欲しい一作でした。

 

蜜蜂と遠雷

蜜蜂と遠雷