古賀恭一郎の日記

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【新聞ネタ】AIの判断、企業に説明責任 ルール作りへ政府7原則

日経新聞11/26電子版記事より
 
人工知能(以降AI)が話題となっていますが、その件についてブログに起こしてみました。
自分自身もどうやって活用していこうか考えていたりしますので、興味があります。
 
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日本政府がつくるAIの原則は(1)AIは人間の基本的人権を侵さない(2)AI教育の充実(3)個人情報の慎重な管理(4)AIのセキュリティー確保(5)公正な競争環境の維持(6)企業に決定過程の説明責任(7)国境を越えたデータ利用の環境整備――の7つ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~記事より抜粋
 
ロボット三原則をイメージしていたのですが、その成分も含まれていますね。(1)など
今後AI化が進んでいくことは避けられないと考えられますが、別の記事ではAIに就職合否を判断させると、女性の方が落ちやすい結果になってしまった。という記事も読んだ記憶があります。
きちんとルールを定め、AIによる判断をブラックボックス化しない取り組みが必要と考えます。
こういったAI化に関する社会情勢などを、長期的な視点で考え、まとめていくことが、総監技術士に求められていると考えています。
 
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今後のAI化を踏まえて、総合技術監理の目線で整理してみたいと思います。
 
【経済性管理】
 AIによる判断はヒトの手を経ないので、コスト削減にも、判断時間の短縮にも寄与すると考えられます。品質に関しても、完成さえすれば、一定条件で同じ判断が下せるでしょう。ただし、完成までの間(どこを完成とするか。もですね。)は常に品質のチェックが必要と考えます。
初期は全数チェック、慣れてきたら、抜き取りチェックに切り替えても良いと思います。
 
【人的資源管理】
 AIが判断するといってもデータ入力はヒトが行うと思われます。
 そのため、入力方法や入力規則などを注意しておき、入力者による暗黙知にならないよう心がける必要があると考えます。
 
【安全管理】
 AIによる判断が安全にかかわる事例は多くあると思われます。たとえば、自動運転車などですね。そのため、AIがおかしな判断をしても、即座に人間がカバーできる仕組みづくりが求められると考えます。
 
【情報管理】
 AIが処理するため、大量の情報が集まることが考えられます。その情報管理が重要な課題となりますので、漏れないよう、悪用しないよう注意する必要があると考えます。
 
【社会環境管理】
 とくに思いつきません。
 
 
※注意! 
私古賀はまだ総合技術監理部門の受験生ですので、本見解は的外れの可能性があります。そのつもりで読んでいただけると幸いです。