読書日記 R.E.D. 警察庁特殊防犯対策官室 (新潮文庫nex) 古野まほろ著
R.E.D. 警察庁特殊防犯対策官室読みました。
(2018nex甲子園 書店員が選んだ第一位)
近未来で警察官として活躍する女性(少女?)6人の物語です。
巨悪を察知・鎮圧することを目指しています。
書店員さんのおススメだったので拝読いたしましたが、感想としては可もなく不可もなく、といったところです。
美少女いっぱいのアクション・サスペンスだとすると、もう少し挿絵や描写なんかで”萌え”させてもらっても良いかと思いましたが、挿絵がないのでイメージが付きにくかったです。 (表紙はとても良いです。トキでしょうか?)
逆に本格的なアクションものだとすると、アクションシーンの描写がわかりにくく感じました。
ミステリものとしては、読み応えがありました。きちんと伏線があり、それを回収していく流れは好みです。
ただし、そこらじゅうに警察用語がちりばめてあり、個人名もわかりにくく、セリフ回しも難しい言葉をわざわざ選んでいる感じで、読み返す頻度も高かったです。
キャラクターの使い分けにも疑問を感じました。
そういう点では、雰囲気が出ているという風にも読めます。
ストーリーは、政治汚職・テロ・企業犯罪・殺人といった巨悪を、異能をもった6人の女性警察官が解決していき、彼女たちの謎も少しずつ明かされていくといった内容になってます。
正直、あれこれ書きましたが、2巻も読んでから総合的に判断して、継続して読むか読まないかを決めたいと思います。