読書日記 かがみの孤城 辻村深月著
不登校となった中学生たちのちょっと不思議な体験が物語となっております。
この作品、とても良かった。一気読みしちゃいました。554ページ。
さわやかな感動を与えてくれて本当に感謝でいっぱいです。
また、私が中学生のときに感じた夏休み明けのあの不安感。インフルエンザで長期休暇した後、登校する時のあの不安感。自分だけじゃなかったんだ、同じように感じてくれて、表現してくれる人がいたんだって感動。
これはどんなに文章に乗せようと思っても伝えきれません。
大人になったあなたにも、学校に通っていても、通ってなくても不安に思っている時間があるあなたにもぜひとも読んで欲しい作品だと思います。
たかが会社、たかが学校です。逃げていいんです。闘わなくもいいんです。
もっとたくさんの人に伝えたい。そう思いました。