読書日記 the four GAFA 四騎士が創り変えた世界 スコット・ギャロウェイ著
各国でベストセラーになったthe four GAFA 四騎士が創り変えた世界を読みました。
GAFA。Google、Apple、Facebook、Amazonの略であり、世界のほとんどを支配しているといえる企業を指しています。この4社がなぜここまで巨大化したのかが述べられています。日本での本書出版は2018年ですが、この4社は2019年現在でも新聞、ニュースの話題になるほどです。
本書では、これほど時価総額を高められた理由や、世界をどのように支配しているか、そして、四騎士が支配する世界で、これからどう生きるべきなのかが述べられています。
Amazonの目次を引用すると、
【主な内容】
第1章 GAFA――世界を創り変えた四騎士
第2章 アマゾン――1兆ドルに最も近い巨人
第3章 アップル――ジョブズという教祖を崇める宗教
第4章 フェイスブック――人類の1/4をつなげた怪物
第5章 グーグル――全知全能で無慈悲な神
第6章 四騎士は「ペテン師」から成り上がった
第7章 脳・心・性器を標的にする四騎士
第8章 四騎士が共有する「覇権の8遺伝子」
第9章 NEXT GAFA――第五の騎士は誰なのか
第10章 GAFA「以後」の世界で生き残るための武器
第11章 少数の支配者と多数の農奴が生きる世界
となってます。
私自身も、Facebook以外は呼吸をするようにGoogle、Apple、Amazonのサービス、商品を利用しておりますので、支配されている側なのでしょう。
確かに便利ですが、どこのサイトを覗いても検索履歴から広告が表示される。アプリを購入したら次の端末も同じブランドで離れられない。買い物結果から、おススメが表示される。と、私以上に私のことを知られているような、支配されているような気がしてきました。
かといって、やめられないのも事実です。
これから変化のスピードが上がっていく時代、本書はさわりだけでも読んでおくべきだと思います。