読書日記 検事の死命 柚月裕子著(佐方貞人シリーズ)
検事の死命を読みました。
検事の本懐の続編である「業をおろす」や、佐方の生き方を真正面から描く「死命をかける」、「死命を決する」など計4作が描かれています。
法廷サスペンスとして読むなら、「死命~」の2作が、一度読み始めると止まらない展開にドキドキしつつ、死命をかけた起訴、裁判を描いてくれています。
本作も短編集ですが、そうは思えないほど、ボリュームを感じさせる作品でした。
このシリーズ、本当にうまそうに酒を呑んだり、タバコをふかしています。日本酒を呑んでいるシーンを想像すると、私も呑みたくなりますね。特に日本酒。
シリーズは4冊目まで発行されています。次は最近出たばかりの「検事の信義」を読みたいと思います。