古賀恭一郎の日記

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読書日記 アクセル・ワールド1~8巻 川原礫著

アクセル・ワールド1~8巻読みました。

 

ソードアートオンラインの作者の作品ということで、手に取ってみました。

割と主人公に気持ちがわかりつつ、でもこんなにモテるなんて許せない点もあり、憧れの先輩が声をかけてきたり、気兼ねなく話せる可愛い幼馴染がいたり、妹キャラが出たりと正に「中二」が妄想するであろう展開をてんこ盛りにした物語でした。

主人公のハルユキは未来の中学生で、太っちょで声が小さくビックリするくらい後ろ向きです。イジメの対象として、やんちゃな同級生に目を付けられており、毎日を憂鬱な気分で過ごしていたのですが。。。

首に巻いたニューロリンカーというウェアラブル端末をすべての人が持ち、VRが生活インフラに入り込んだ少し未来の日本が舞台です。この物語の初版は2009年ですから、2020年前後のウェアラブル端末の登場を予想していたという点で驚いてしまいました。

また、「心意」と「イメージ」が挑戦する意欲につながるという説明も共感が持てました。なんとかするために必死で考えて次につなげるという点、人生にも通じますよね。先生や保護者が言っても効果が薄いですが、ライトノベルで語られると、乗ってしまいそうですね。

VRゲームの面白さと現実世界で中高生が抱える悩みとが共存していて面白いです。次なる展開も楽しみです。