64読みました。
警察組織内の広報担当である主人公が過去関わった昭和64年の誘拐殺人事件の時効前に様々な葛藤や縦割り組織の問題、家族、記者との関係など山積した問題にぶつかる物語です。
自問自答しながらゆっくり確実に自分なりの答えを出していき、それぞれの問題を解決していきます。主人公の葛藤や辛さが伝わってくるようでした。647ページでも発散した感はありません。むしろよくここまでまとめてくれたという感じです。
ぜひ手に取ってみてください。
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- 作者:横山 秀夫
- 発売日: 2012/10/26
- メディア: 単行本