古賀恭一郎の日記

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読書日記 傷跡のメッセージ 知念実希人著

傷跡のメッセージを読みました。

 

衝撃的な帯に惹かれて手に取りました。死んだら自分を解剖してくれ。なんてなかなか異常ですよね。亡くなった父親の胃壁に暗号があり、その暗号を医師コンビが解いていきその先には、故人の遺志が伝わってくるという、ミステリーです。

家族を亡くした後の描写がとても細かく、慣れてないと少し苦手かもしれませんが、それ以降は次々とわかる故人の謎が爽快で、どんどん読み進めてしまいました。医療用語も多いのですが、説明が平易でしたので、ひっかかることはありませんでした。

初回限定の書下ろし小説も読んで、著者のほか作品にも魅力的な登場人物が出てきそうですし、手に取ってみるかもしれません。

 

傷痕のメッセージ

傷痕のメッセージ