読書日記 麦本三歩の好きなもの 住野よる著
君の膵臓を食べたいの作者の作品で、麦本三歩の好きなものを読みました。
何気ない日常をおくる女性の物語です。三歩さんの考えることや友人先輩とのやりとりがつづられています。
良く知った日常を彩る商品が出てきます(ブルボン商品、チーズ蒸しパンなど)。それら日常の中での商品であっても、三歩さんは、大切に想って日常を過ごしています。読んでいてふと仕事上で電話を掛けた人、メールを送った人、挨拶にこられた人も同じような日常を過ごしているんだろうな。と思いました。だからというわけでは無いのですが、三歩さんは意外と身近にいるんじゃないのかな。とも思うようになりました。
次作も出ているようですので、ぜひ手にとってみたいと思います。