古賀恭一郎の日記

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読書日記 ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪 今野春貴 著

ブラック企業を読みました。

 

他社の方々と職場についてお話する機会があったのですが、「おたくブラックですね。」という言葉をいただきました。ほぼ同時期にTwitterで紹介されていた、本書の題名に目が奪われさっそく手に取ってみました。

ブラック企業という言葉が広がった2010年前後の書籍です。著者は、NPO法人を設立し、本書を含めブラック企業に関する書籍を多数出版されています。また、流行語大賞の授賞式にも呼ばれてます。

低賃金、長時間拘束、就活が終わってからの社内就活と、世のブラック企業の手法と対策を事例をもとに紹介されていました。

企業側からしても、ブラック企業といわれることにより、短期的な経済性は高いのですが、中長期的に社会的信用の失墜や、生産性の停滞などがあるため、マイナス面が強いと感じました。それでもなお、ブラック企業がはびこっているのは、なぜなのでしょう。その点、意識を向けてみたいと思いました。

なお、私の所属先は、長時間拘束されてはいますが、ここまでブラックではなく、少し安心しました。

ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪 (文春新書)