第18回「このミステリーがすごい」大賞受賞作 紙鑑定士の事件ファイルの続編で、偽りの刃の断罪を読みました。
模型の家の殺人の後日談として、3話構成でまとめてあります。
紙鑑定士である主人公が、個人事務所に訪れた人々が持ち込む謎を解いていきます。今回も紙のうんちくはもちろん、コスプレやフィギュアなどの文化についても掘り下げておられ、作者はいろんな知識をお持ちだということが良くわかりました。
ただ、それぞれの描写が伏線かというと、意味のないものの方が多いため、今回は少しうんちく話が多く感じました。
次の作品を手に取るかは、少し悩ましいですね。
前作の感想です。
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