古賀恭一郎の日記

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平成28年度 技術士一次試験 機械部門択一(17) 機械の振動

平成28年技術士一次試験 機械部門択一問題の解答解説です。

技術士一次試験だけでなく、JABEE認定大学の機械工学科の皆さんにも活用できる内容になっていると思います。

お役に立てれば幸いです。

JABEE |一般社団法人 日本技術者教育認定機構|世界で通用する技術者」になるための学びが、ここに。 から引用

技術者を育成する教育プログラムを「技術者に必要な知識と能力」「社会の要求水準」などの観点から審査し、認定する非政府系組織です。“教育プログラム”は認定の対象とする教育の主体のことで、通常、工学・農学・理学系の学科あるいは学科内のコースに対応します。

中略

  • 認定プログラムの修了生は、国家資格である技術士の第一次試験が免除されます。
 
問題17 機械の振動に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。
① 1自由度系において質量を増加させると,固有振動数は大きくなる。
② 1自由度系に加振力が作用し共振しているとき, 加振力と変位の位相は約90度ずれる。
③ 2自由度系の固有振動数は一般に2個ある。
④ 共振しているときの振幅の大きさは減衰係数に依存する。
⑤ 回転機械の危険速度は固有振動数と関係している。
 
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技術士会の正答は、①でした。
 
ω=(k/m)^0.5
ここで、ωは固有振動数、kはばね定数、mを質量とします。
この式からも、質量mと固有振動数ωの関係が比例していないことがわかりますね。
 
一次試験は、とにかく過去問を繰り返し解くことが、合格への近道です。
頑張ってください。