古賀恭一郎の日記

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平成28年度 技術士二次試験 総合技術監理部門択一(14)職務設計及び雇用管理

こんにちは、技術士(機械)の古賀恭一郎です。

  

問題14 職務設計及び雇用管理に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。
 
① 日本型の属人主義は,職務の概念が曖昧な点に特徴があり,職務に合わせて人を配置する欧米型の職務主義に比べると,人に合わせて職務を配分する傾向がある。
② 職務設計は,組織の各構成員によって遂行される特定の職務の義務,権限,責任を決定するプロセスであり,技能の多様化などの本質的な動機付け要因を含んでいることが期待される。
③ 雇用管理では,採用条件と選考方法を明確にすること,従業員を適正に配置すること,公正で適切な処遇を行うことが重要な事項である。 
④ 近年の人事管理の複線化と呼ばれる動きとして,総合職と一般職を区分する複線型人事制度,勤務地の地理的範囲で区分する勤務地限定社員制度,高度な専門能力を有する社員のための専門職制度などがある。 
⑤ 日本における雇用の特徴として、年功序列,終身雇用,産業別組合の3点が挙げられてきたが,近年,産業の成熟化などにより,これらを維持することが難しくなってきている。
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技術士会の正答は、でした。
①適切です。職務主義(ジョブ型)と属人主義(メンバーシップ型)の説明です。
②適切です。青本P80
③適切です。青本P81
④適切です。青本P81よりも踏み込んだ問題です。
⑤不適切です。産業別組合は米国で主流で、日本は企業別組合が特徴です。(青本P82)