古賀恭一郎の日記

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平成28年度 技術士二次試験 総合技術監理部門択一(34)環境用語

こんにちは、技術士(機械)の古賀恭一郎です。

 

平成28年技術士二次試験 総合技術監理部門択一問題の解答解説です。
 
問題34 次のうち,環境に関する用語についての(ア)~(オ)の記述に対応する略語の組合せとして最も適切なものはどれか。
 
(ア) 生産者がその生産した製品が使用され,廃棄された後においても,当該製品の適正なリサイクルや処分について一定の責任を負うという考え方である。
(イ) ビルや工場の省エネ化に必要な,技術・設備・人材・資金などを包括的に提供するサービスである。
(ウ) 廃棄物を排出する事業者は,事業活動によって生じた産業廃棄物を自らの責任において処理しなければならないという考え方の基となった原則である。
(エ) 有害性のおそれがある化学物質の環境への排出量及び廃棄物に含まれている移動量を登録して公表する仕組みである。
(オ) 事業者が化学物質や製品を他の事業者に出荷する際に,その相手方に対して該当する化学物質に関する情報を提供するためのものである。

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選択肢 社会環境管理
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技術士会の正答は、でした。
生産者がその生産した製品が使用され,廃棄された後においても,当該製品の適正なリサイクルや処分について一定の責任を負うという考え方である。
ESCO:Energy Service Company(青本P178)
ビルや工場の省エネ化に必要な,技術・設備・人材・資金などを包括的に提供するサービスである。
PPP:汚染者負担の原則青本P183)
廃棄物を排出する事業者は,事業活動によって生じた産業廃棄物を自らの責任において処理しなければならないという考え方の基となった原則である。
PRTR:Pollutant Release and Transfer Register(青本P186)
有害性のおそれがある化学物質の環境への排出量及び廃棄物に含まれている移動量を登録して公表する仕組みである。
SDS:安全データシート
事業者が化学物質や製品を他の事業者に出荷する際に,その相手方に対して該当する化学物質に関する情報を提供するためのものである。
平成23年度まで一般的に「MSDS」と呼ばれていましたが、国際整合の観点から、GHSで定義されているSDSに統一しています。
GHSは、化学品の危険有害性に関する情報を、それを取り扱う全ての人々に正確に伝えることによって、人の安全・健康及び環境の保護を行うことを目的とし、危険有害性を判定するための国際的に調和された基準(分類基準)及び分類基準に従って分類した結果を調和された方法で情報伝達するための手段(ラベルやSDS)を定めています。