平成28年度 技術士二次試験 総合技術監理部門択一(38)ライフサイクル・アセスメント(LCA)
こんにちは、技術士(機械)の古賀恭一郎です。
7月の試験に向け勉強しつつ、記録を残していきます。ともに頑張りましょう!
問題38 ライフサイクル・アセスメント(LCA)に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。
② ISO及びJISによる標準化においては,LCAは大きく分けると,目的と調査範囲の設定, インベントリ分析,影響評価,結果の解釈の4つの要素から構成されている。
③ ライフサイクル・インベントリ分析を行う際に,リサイクル工程がある場合には,環境負荷がどの製品に帰属するのか単純に分析できない。
④ 影響評価は,分類化,特性化,重み付けという3つのステップで行われる。
⑤ LCAの手法のひとつである産業連関法は,特に新技術やリサイクルを含めた分析に適している。
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技術士会の正答は、⑤でした。
青本P201参照。
新技術やリサイクルのように、産業連関表に取り入れられていないものは分析できません。
産業連関表は、経済システムにおける財の取引を、400~500の財分類、または産業部門分類について、行列形式に整理したもの。