平成29年度 技術士一次試験 衛生工学部門択一(21) 各種活性汚泥法
こんにちは。技術士(機械)の古賀恭一郎です。
平成29年度 技術士一次試験 衛生工学部門択一問題の解答解説です。
技術士一次試験だけでなく、JABEE認定大学の該当学科の皆さんにも活用できる内容になっていると思います。
お役に立てれば幸いです。
JABEE |一般社団法人 日本技術者教育認定機構|世界で通用する技術者」になるための学びが、ここに。
から引用
技術者を育成する教育プログラムを「技術者に必要な知識と能力」「社会の要求水準」などの観点から審査し、認定する非政府系組織です。“教育プログラム”は認定の対象とする教育の主体のことで、通常、工学・農学・理学系の学科あるいは学科内のコースに対応します。
中略
- 認定プログラムの修了生は、国家資格である技術士の第一次試験が免除されます。
問題21 各種活性汚泥法に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。
① 膜分離活性汚泥法とは, 精密ろ過膜等をばっ気槽に浸漬して,吸引ポンプや重力によって混合液をろ過する方法である。
② 凝集剤添加活性汚泥法とは、ばっ気槽に直接凝集剤を添加し, リンを除去する方法である。
④ オキシデーション・ディッチ法とは,無終端水路でばっ気装置によって水路に沿って水流を生じさせ、ばっ気槽混合液を循環させながら処理する方法である。
⑤ 嫌気好気活性汚泥法とは,窒素、リンの除去を目的に, 嫌気処理法と好気処理法を組合せた方法である。
~~~~~~~~~~
技術士会の正答は、③でした。
一筆書きのように進められる装置になってます。
単槽で繰り返し行う方法は発見できませんでした。
一次試験は、とにかく過去問を繰り返し解くことが、合格への近道です。
頑張ってください。