古賀恭一郎の日記

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平成29年度 技術士一次試験 衛生工学部門択一(34) 大規模災害発生時における災害廃棄物対策行動指針

こんにちは。技術士(機械)の古賀恭一郎です。
平成29年度 技術士一次試験 衛生工学部門択一問題の解答解説です。

技術士一次試験だけでなく、JABEE認定大学の該当学科の皆さんにも活用できる内容になっていると思います。

お役に立てれば幸いです。

JABEE |一般社団法人 日本技術者教育認定機構|世界で通用する技術者」になるための学びが、ここに。

から引用

技術者を育成する教育プログラムを「技術者に必要な知識と能力」「社会の要求水準」などの観点から審査し、認定する非政府系組織です。“教育プログラム”は認定の対象とする教育の主体のことで、通常、工学・農学・理学系の学科あるいは学科内のコースに対応します。

中略

  • 認定プログラムの修了生は、国家資格である技術士の第一次試験が免除されます。
衛生工学部門の勉強のため、択一問題の解答解説をまとめていきます。間違いがあればご指摘いただけると幸いです。
 
問題34 「大規模災害発生時における災害廃棄物対策行動指針」(平成27年11月 環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部)に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。
 
① 災害廃棄物の処理は市町村が行う固有事務として位置付けられている。 
② 腐敗性の廃棄物や可燃性廃棄物は、発災後、早期の処理が望ましい。 
③ 災害廃棄物の選別に当たっては,早期処理完了を優先する観点から処理方針を検討する。
BCP(事業継続計画)とは,大規模地震等の緊急事態に遭遇した場合でも,企業の被害を最小限にとどめ,中核となる事業の継続又は早期復旧を図るために、企業が事前に作成する計画のことである。
平成23年3月の東日本大震災で発生した災害廃棄物(津波堆積物を除く)は約2千万トン, 津波堆積物は約1.1千万トンである。
 
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技術士会の正答は、③でした。
 
https://www.env.go.jp/recycle/waste/disaster/actionagenda/h2711shishin_full.pdf(大規模災害発生時における災害廃棄物対策行動指針より)のP27より、 腐りやすいものは早期に、再生資材として使えるものは、需要に応じて対応していくことが指針として記載されていますね。
 
一次試験は、とにかく過去問を繰り返し解くことが、合格への近道です。
頑張ってください。