古賀恭一郎の日記

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平成29年度 技術士二次試験 総合技術監理部門択一(26)リスクコミュニケーション(RC)

こんにちは、技術士(機械)の古賀恭一郎です。

  

問題26 リスクコミュニケーション(RC)に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
① RCによりリスクに対する情報の非対称性は解消されるので、発信側が受け手のリスク情報の理解の仕方を意識する必要はない。
② 平常時のRCの仕組みの構築が行われていれば、緊急時のRCも対応できる。
③ RCは、社会の各層が対話・共考・協働を通じて多様な情報及び見方の共有を図る活動である。
④ 不確かさや見解の相違があるリスク情報の公開に当たっては、その根拠を説明し参加者を説得することが重要である。
⑤ RCを企画・運営する人材には、内容を熟知している事業者の担当者が好ましい。
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技術士会の正答は、③でした。
①受け手側には様々なバイアスがかかるので、相手の理解の仕方は意識すべきですね。
②平常時と緊急時のリスクコミュニケーションは別の枠組みで考えることが必要ですね。
④リスクコミュニケーションとは、リスクの性質、大きさ、重要性、その制御に関して利害関係のある者が情報を交換することです。そのため、説得することは求められていないと解釈してます。
⑤中立的な第三者を仲介する方法が有効ですね。