古賀恭一郎の日記

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平成29年度 技術士二次試験 総合技術監理部門択一(27)災害時における民間企業の事業継続の取組

こんにちは、技術士(機械)の古賀恭一郎です。

  

問題27 災害時における民間企業の事業継続の取組に関する次の記述のうち、最も不適切なものどれか。
① 災害応急対策又は災害復旧に必要な物資若しくは資材又は役務の供給又は提供を業とする者は、災害時においてもこれらの事業活動を継続的に実施するように努めなければならない。
② 事業継続計画策定や維持・更新、事業継続を実現するための予算・資源の確保、その他平常時からのマネジメント活動は事業継続マネジメントと呼ばれ、経営レベルの戦略的活動として位置付けられる。
③ 緊急時の対応手順の想定に当たっては、時間の経過とともに必要とされる内容が変化していくため、それぞれの局面ごとに実施する業務の優先順位を見定めることが重要である。
④ 緊急時においても顧客の満足を得ることが最も重要であり、すべて顧客や供給先の要望に対応すベく事前に戦略及び対策を検討することがより実践的である。
事業継続マネジメントを実効性あるものとするには、経営者から従業員まで事業継続の重要性を共通の認識として持たせることが重要である。
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技術士会の正答は、④でした。
事業継続ガイドラインによれば、身体・生命の安全確保に加え、優先的に継続・復旧すべき重要業務の継続または早期復旧が主な目的となってますので、顧客満足の優先順位は下がりますね。