古賀恭一郎の日記

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平成29年度 技術士二次試験 総合技術監理部門択一(3)財務会計

こんにちは、技術士(機械)の古賀恭一郎です。

  

問題3 企業Xの次期に販売するある製品の販売価格は500円/個、製品を生産するための固定費と変動費はそれぞれ24,000,000円、180円/個であり、100,000個の売上を予定している。この条件下での損益分岐点の分析に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。ただし、数値は有効数字2桁とする。
 
① 売上数量が100,000個のときの利益は26,000,000円である。
② 1個当たりの限界利益は80円である。
変動費率は0.43である。
限界利益率は0.16である。.
損益分岐点売上数量は75,000個である。
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技術士会の正答は、⑤でした。
①売上100,000個×500円/個=50,000千円
 原価24,000,000円(固定費)+100,000個×180円/個=42,000千円
 ですので、利益は8,000千円ですね。
限界利益は、売上高-変動費ですので、
 (500円/個-180円/個)=320円/個
変動費率は変動費÷売上高ですので、
 180円/個÷500円/個=0.36
限界利益率は限界利益 ÷ 売上高ですので、
 320円/個÷500円/個=0.64
 
⑤売上75,000個×500円/個=37,500千円
 原価24,000,000円(固定費)+75,000個×180円/個=37,500千円
と一致しますね。