平成29年度 技術士二次試験 総合技術監理部門択一(5)生産システムの信頼度
こんにちは、技術士(機械)の古賀恭一郎です。
問題5 前工程である工程1と後工程である工程2の2つの工程からなる生産システムがある。工程1は設備A又は設備Bのどちらか一方で行われ、工程2は設備Cで行われる。設備A~Cは稼働中に不適合品を発生させないものとし、故障等による設備の停止は互いに独立な事象であるとする。設備A、設備Bの信頼度が、それぞれ、0.950、0.900であるとき、システム全体の信頼度が0.900を超えるために最低限必要な設備Cの信頼度に最も近い値はどれか。ただし、有効数字は3桁で計算せよ。
① 0.804 ② 0.851 ③0.905 ④0.947 ⑤0.973
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技術士会の正答は、③でした。
信頼度の計算は、青本P169に記載がありますね。
Q={1-(1-q1)(1-q2)}×q3
それぞれ代入すると、
0.9={1-(1-0.95)(1-0.90)}×q3
q3=0.9045・・
≒0.905
で③に一致しますね。