古賀恭一郎の日記

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平成30年度 技術士二次試験 衛生工学部門択一(15)送風機特性

こんにちは、技術士(機械)の古賀恭一郎です。

 
平成30年度 技術士二次試験 衛生工学部門択一問題の解答解説っぽいことをやってます。
2019年度以降度は、択一が無くなりますが、キーワードは覚えておいて損はないですよ。
なお、衛生工学は勉強中のため、間違いがあればご指摘いただけると幸いです。
 
問題15 送風機の特性に関連する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。
① 一般に送風機の選定線図は,温度273K,絶対圧力101.3kPa,相対湿度65%の湿り空気を吸い込む場合(標準吸込み状態という。)で,空気密度を1.20kg/m^3とみなすときの性能で表してある。
② 送風機の発生する圧力は, 吸込み空気の密度に比例し,密度は圧力一定の場合,ほぼ絶対温度に反比例する。
③ 2台又はそれ以上の同一性能の送風機を並列運転する場合,合成特性曲線は,等しい送風機全圧・静圧に対する各送風機の風量を加え合わせたものとなる。
④ 後向き・翼型送風機からの騒音は,最高効率点近くで、最小となり,これから風量が増減するに従い上昇する傾向がある。
⑤ 送風機自体の振動レベルを下げる方法として,低速運転により加振力を小さくする方法があるが,性能や経済性の面で制約を受けやすい。
 
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技術士会の正答は、①でした。
 
標準吸い込み状態の空気は、20℃(293K)ですね。