古賀恭一郎の日記

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平成30年度 技術士二次試験 衛生工学部門択一(18)排水通気設備

こんにちは、技術士(機械)の古賀恭一郎です。

 
平成30年度 技術士二次試験 衛生工学部門択一問題の解答解説っぽいことをやってます。
2019年度以降度は、択一が無くなりますが、キーワードは覚えておいて損はないですよ。
なお、衛生工学は勉強中のため、間違いがあればご指摘いただけると幸いです。
 
問題18 排水通気設備に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。
① 節水Ⅱ形(6.OL)大便器は, 節水I形(9.OL)大便器よりも排水時間が長く,ピークとなる最大排水流量を小さくし,その勢いで搬送性能を高めている。
② 誘導サイホン作用とは,排水時に排水管内に圧力変動が生じ,主に負圧変動によってトラップ封水が排水管側へ吸引される現象である。
③ 特殊継手排水システムは,排水立て管継手部に負圧緩和用に通気調整と排水を減速させるガイドと,排水立て管と横主管との接続部に正圧緩和用の脚部継手を設置したものである。
④ 通気管の末端を窓・換気口などの付近に設ける場合は,その上端から600mm以上立ち上げるか,開口部から水平に3m以上離して大気中に開口する。
⑤ オイル阻集器は,駐車場,洗車場,給油所,修理工場などから出る排水中に含まれる油類が排水管中に流入して,爆発事故を起こすことを防止するために設ける装置である。
 
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技術士会の正答は、①でした。
 
少ない量でブツを流すには、瞬間最大流量を大きくしなければならないと思われます。
すると、排水時間は必然的に短くなりますね。