平成30年度 技術士一次試験 衛生工学部門択一(13)建築物衛生法
こんにちは。技術士(機械)の古賀恭一郎です。
平成30年度 技術士一次試験 衛生工学部門択一問題の解答解説です。
技術士一次試験だけでなく、JABEE認定大学の該当学科の皆さんにも活用できる内容になっていると思います。
お役に立てれば幸いです。
JABEE |一般社団法人 日本技術者教育認定機構|世界で通用する技術者」になるための学びが、ここに。
から引用
技術者を育成する教育プログラムを「技術者に必要な知識と能力」「社会の要求水準」などの観点から審査し、認定する非政府系組織です。“教育プログラム”は認定の対象とする教育の主体のことで、通常、工学・農学・理学系の学科あるいは学科内のコースに対応します。
中略
- 認定プログラムの修了生は、国家資格である技術士の第一次試験が免除されます。
https://archilink.jp/heterogeneous-applications
衛生工学部門の勉強のため、択一問題の解答解説をまとめていきます。間違いがあればご指摘いただけると幸いです。
問題13 建築物衛生法(建築物における衛生的環境の確保に関する法律)に基づく環境衛生に関する測定・検査事項とその頻度(時期)に関する次の組合せのうち,最も不適切なものはどれか。
① 室内空気中のホルムアルデヒドの量の測定:新築・増築・大規模修繕・大規模模様替えを完了し,当該建築物の使用を開始した時点から直近の6月1日から9月30日までの間に1回。
② 室内空気中の浮遊粉じんの量の測定:2か月以内ごとに1回、定期に。
③ ねずみ等の発生場所,生息場所,侵入経路並びにねずみ等による被害状況についての調査:6か月以内ごとに1回,統一的に,定期に。
④ 散水に用いる雑用水(水道水を用いない場合)のpH値,臭気,外観の検査:1か月以内ごとに1回,定期に。
⑤ 冷却塔及び冷却水の汚れ状況の点検:冷却塔の使用開始時と使用期間中の1か月以内ごとに1回,定期に。
~~~~~~~~~~
技術士会の正答は、④でした。
(厚労省より)
④は7日以内ごとに一回の検査を行わなければなりません。
一次試験は、とにかく過去問を繰り返し解くことが、合格への近道です。
頑張ってください。