古賀恭一郎の日記

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平成30年度 技術士一次試験 衛生工学部門択一(15)室内空気中の微生物

こんにちは。技術士(機械)の古賀恭一郎です。
平成30年度 技術士一次試験 衛生工学部門択一問題の解答解説です。

技術士一次試験だけでなく、JABEE認定大学の該当学科の皆さんにも活用できる内容になっていると思います。

お役に立てれば幸いです。

JABEE |一般社団法人 日本技術者教育認定機構|世界で通用する技術者」になるための学びが、ここに。

から引用

技術者を育成する教育プログラムを「技術者に必要な知識と能力」「社会の要求水準」などの観点から審査し、認定する非政府系組織です。“教育プログラム”は認定の対象とする教育の主体のことで、通常、工学・農学・理学系の学科あるいは学科内のコースに対応します。

中略

  • 認定プログラムの修了生は、国家資格である技術士の第一次試験が免除されます。

https://archilink.jp/heterogeneous-applications

衛生工学部門の勉強のため、択一問題の解答解説をまとめていきます。間違いがあればご指摘いただけると幸いです。
 
問題15 室内空気中の微生物(細菌・真菌)とそれによる汚染に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。
 
① 微生物による汚染の程度は,空中濃度,表面汚染量,落下量で表される。 
② 住宅における真菌(カビ)には,外気の導入に伴って室内に侵入するものと室内に棲みついているものがある。 
③ 微生物汚染は温湿度環境,発生源,空気清浄装置の有無,換気の条件によって,時間的・空間的に大きく変動する。 
④ 室内における微生物汚染の対象になる細菌,真菌の種類は極めて多い。 
⑤ 浮遊微生物のサンプリング装置は主に衝突法によるものとスワブ法によるものがある。
 
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技術士会の正答は、⑤でした。
 
(無菌医薬品製造区域の環境モニタリング法 より)
上記URLより、スワブ法は、表面付着菌数測定の方法ですね。
 
(環境モニタリングの手法について より)
衝突法は、空中浮遊微生物の測定機器として、P10に紹介がありますね。
 
一次試験は、とにかく過去問を繰り返し解くことが、合格への近道です。
頑張ってください。