古賀恭一郎の日記

現在URL変更に伴い、「Not Found」ページが表示される可能性があります。お手数ですが、TOPに表示されている「古賀恭一郎の日記」をクリックしていただき、必要なページを探していただきますようお願い申し上げます。

平成30年度 技術士一次試験 衛生工学部門択一(22) 汚水の硝化・脱窒反応

こんにちは。技術士(機械)の古賀恭一郎です。
平成30年度 技術士一次試験 衛生工学部門択一問題の解答解説です。

技術士一次試験だけでなく、JABEE認定大学の該当学科の皆さんにも活用できる内容になっていると思います。

お役に立てれば幸いです。

JABEE |一般社団法人 日本技術者教育認定機構|世界で通用する技術者」になるための学びが、ここに。

から引用

技術者を育成する教育プログラムを「技術者に必要な知識と能力」「社会の要求水準」などの観点から審査し、認定する非政府系組織です。“教育プログラム”は認定の対象とする教育の主体のことで、通常、工学・農学・理学系の学科あるいは学科内のコースに対応します。

中略

  • 認定プログラムの修了生は、国家資格である技術士の第一次試験が免除されます。

https://archilink.jp/heterogeneous-applications

衛生工学部門の勉強のため、択一問題の解答解説をまとめていきます。間違いがあればご指摘いただけると幸いです。
 
問題22 汚水の硝化・脱窒反応に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。
 
① 硝化反応とはアンモニア性窒素が亜硝酸性窒素,硝酸性窒素に酸化される反応である。 
脱窒反応とは亜硝酸性窒素及び硝酸性窒素が窒素ガスに還元される反応である。
③ 硝化反応が進行する条件では,酸化還元電位が負の値を示す場合が多い。 
④ 硝化・脱窒反応には水温,pH, 溶存酸素 (DO)などが影響する。
脱窒反応においては,流入汚水中の有機物質やメタノールが水素供与体として利用される。
 
~~~~~~~~~~

 

技術士会の正答は、③でした。
 
(農業集落排水処理施設の維持管理基礎講座より)P7 表3では、ORP(酸化還元電位)は硝化反応時プラスであると正常であると説明があります。
 
一次試験は、とにかく過去問を繰り返し解くことが、合格への近道です。
頑張ってください。