古賀恭一郎の日記

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平成30年度 技術士一次試験 衛生工学部門択一(26) 循環型社会形成に向けた取組

こんにちは。技術士(機械)の古賀恭一郎です。
平成30年度 技術士一次試験 衛生工学部門択一問題の解答解説です。

技術士一次試験だけでなく、JABEE認定大学の該当学科の皆さんにも活用できる内容になっていると思います。

お役に立てれば幸いです。

JABEE |一般社団法人 日本技術者教育認定機構|世界で通用する技術者」になるための学びが、ここに。

から引用

技術者を育成する教育プログラムを「技術者に必要な知識と能力」「社会の要求水準」などの観点から審査し、認定する非政府系組織です。“教育プログラム”は認定の対象とする教育の主体のことで、通常、工学・農学・理学系の学科あるいは学科内のコースに対応します。

中略

  • 認定プログラムの修了生は、国家資格である技術士の第一次試験が免除されます。

https://archilink.jp/heterogeneous-applications

衛生工学部門の勉強のため、択一問題の解答解説をまとめていきます。間違いがあればご指摘いただけると幸いです。
 
問題26 循環型社会形成に向けた取組に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。
 
① 「循環型社会基本法」は、天然資源の消費を抑制し,環境への負荷を低減するために,大量生産・大量消費・大量廃棄型社会から,循環型社会への転換を目指すものである。
② 「地域循環圏」とは,地域で循環可能な資源はなるべく地域で循環させ,それが困難なものについては物質が循環する環を広域化させていき,重層的な地域循環を構築していこうという考え方をいう。
③ リサイクルという言葉は大変広い範囲で使われているが,一般的にはリユース, マテリアルリサイクル, サーマルリサイクルに分類される。
リユースは,ビンを洗って使う,古着を利用するなど,原型のまま何度も使うことである。 
⑤ サーマルリサイクルは、廃棄物を焼却などにより熱エネルギーとして利用するものである。
 
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技術士会の正答は、③でした。
 
(3R推進協議会HPより)
リサイクルとリユースは意味が異なりますね。
リサイクルは、廃棄物を原材料や熱源として再生利用することです。
リユースは、製品や部品を繰り返し使用することです。
 
優先順位の高いほうから発生抑制(リデュース)、再使用(リユース)、再生利用(リサイクル)、熱回収、適正処分があります。
 
一次試験は、とにかく過去問を繰り返し解くことが、合格への近道です。
頑張ってください。