古賀恭一郎の日記

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平成30年度 技術士一次試験 衛生工学部門択一(28) 廃棄物の測定分析

こんにちは。技術士(機械)の古賀恭一郎です。
平成30年度 技術士一次試験 衛生工学部門択一問題の解答解説です。

技術士一次試験だけでなく、JABEE認定大学の該当学科の皆さんにも活用できる内容になっていると思います。

お役に立てれば幸いです。

JABEE |一般社団法人 日本技術者教育認定機構|世界で通用する技術者」になるための学びが、ここに。

から引用

技術者を育成する教育プログラムを「技術者に必要な知識と能力」「社会の要求水準」などの観点から審査し、認定する非政府系組織です。“教育プログラム”は認定の対象とする教育の主体のことで、通常、工学・農学・理学系の学科あるいは学科内のコースに対応します。

中略

  • 認定プログラムの修了生は、国家資格である技術士の第一次試験が免除されます。

https://archilink.jp/heterogeneous-applications

衛生工学部門の勉強のため、択一問題の解答解説をまとめていきます。間違いがあればご指摘いただけると幸いです。
 
問題28 廃棄物の測定分析に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。
 
① 発熱量は,高位発熱量と低位発熱量の2種類で表現される。このうち低位発熱量は,燃焼により生じた水分が凝結して液体の水になるとしたときの発熱量である。
② 熱しゃく減量は,焼却残さについて測定され,焼却炉内で廃棄物がどの程度完全に燃焼しているかの評価に用いられる。
③ 単位容積重量は単位容積当たりの廃棄物重量として算定される。 
④ 溶出試験で得られる溶出濃度は,溶出試験の種類,溶媒の種類,液固比,溶出操作の時間,固液分離の方法などによって変わる。
⑤ 三成分とは水分,灰分,可燃分のことで,それぞれ測定に用いた乾燥前の廃棄物試料量に対する百分率として算出される。
 
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技術士会の正答は、①でした。
 
高位発熱量と低位発熱量が逆ですね。「このうち~」の記述は高位発熱量のことです。
(日本冷凍空調学会HPより)
 
一次試験は、とにかく過去問を繰り返し解くことが、合格への近道です。
頑張ってください。