古賀恭一郎の日記

現在URL変更に伴い、「Not Found」ページが表示される可能性があります。お手数ですが、TOPに表示されている「古賀恭一郎の日記」をクリックしていただき、必要なページを探していただきますようお願い申し上げます。

平成30年度 技術士一次試験 衛生工学部門択一(30) 爆発対策・安全対策

こんにちは。技術士(機械)の古賀恭一郎です。
平成30年度 技術士一次試験 衛生工学部門択一問題の解答解説です。

技術士一次試験だけでなく、JABEE認定大学の該当学科の皆さんにも活用できる内容になっていると思います。

お役に立てれば幸いです。

JABEE |一般社団法人 日本技術者教育認定機構|世界で通用する技術者」になるための学びが、ここに。

から引用

技術者を育成する教育プログラムを「技術者に必要な知識と能力」「社会の要求水準」などの観点から審査し、認定する非政府系組織です。“教育プログラム”は認定の対象とする教育の主体のことで、通常、工学・農学・理学系の学科あるいは学科内のコースに対応します。

中略

  • 認定プログラムの修了生は、国家資格である技術士の第一次試験が免除されます。

https://archilink.jp/heterogeneous-applications

衛生工学部門の勉強のため、択一問題の解答解説をまとめていきます。間違いがあればご指摘いただけると幸いです。
 
問題30 容器包装リサイクル推進施設・リサイクルセンターの破砕工程での爆発対策・安全対策に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。
 
① プラットホーム上又はダンピングボックス式供給装置上に積卸してから,危険物の選別を行う。 
② 破砕機内部への希釈空気の吹き込みや,運転による機内換気機能を持たせるなど,機内の可燃性ガスの濃度を薄め,爆発限界外に保持する。
③ 破砕機内部に不活性ガス(蒸気等)を吹き込むことにより酸素濃度を低くし、可燃性ガスの爆発限界外に保持する。
④ 危険物が投入され爆発した場合,爆風圧を逃がさないよう室内を密閉する。 
⑤ 高速回転破砕機前に,低速回転破砕機を設置して,前処理,粗破砕を行う。
 
~~~~~~~~~~

 

技術士会の正答は、④でした。
 
平成29年度の択一問題(30)で同じ選択肢がありましたね。
爆発に備えて、事前検知と事後対策からなる対応策の中で、室内密閉は含まれていません。
(大江破砕工場火災事故に伴う不燃ごみ処理のあり方についてより)
 
一次試験は、とにかく過去問を繰り返し解くことが、合格への近道です。
頑張ってください。