古賀恭一郎の日記

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平成30年度 技術士一次試験 衛生工学部門択一(5) 湿り空気

こんにちは。技術士(機械)の古賀恭一郎です。
平成30年度 技術士一次試験 衛生工学部門択一問題の解答解説です。

技術士一次試験だけでなく、JABEE認定大学の該当学科の皆さんにも活用できる内容になっていると思います。

お役に立てれば幸いです。

JABEE |一般社団法人 日本技術者教育認定機構|世界で通用する技術者」になるための学びが、ここに。

から引用

技術者を育成する教育プログラムを「技術者に必要な知識と能力」「社会の要求水準」などの観点から審査し、認定する非政府系組織です。“教育プログラム”は認定の対象とする教育の主体のことで、通常、工学・農学・理学系の学科あるいは学科内のコースに対応します。

中略

  • 認定プログラムの修了生は、国家資格である技術士の第一次試験が免除されます。
衛生工学部門の勉強のため、択一問題の解答解説をまとめていきます。間違いがあればご指摘いただけると幸いです。
 
問題5 湿り空気に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。
 
① 空気中の相対湿度が50%のとき,湿球温度は乾球温度と同じ値になる。
② 水蒸気の多く含まれている空気ほど,露点温度は高くなる。 
③ 相対湿度は温度変化の影響を受けるが,絶対湿度は温度変化の影響を受けない。
④ 一定時間に水面から飛び出す水蒸気分子の数と,湿り空気から水面に飛び込む水蒸気分子の数が同数になるとき,これを平衡状態という。 
⑤ 乾き空気の分圧と水蒸気分圧を加算したものが湿り空気の全圧となる。
 
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技術士会の正答は、①でした。
 
乾球温度によって変わりますね。
(九州住環境研究会より)
湿り空気線図を参照していただければと思います。
例えば、15℃(DB)で相対湿度50%のとき、湿球温度(WB)は、12~13℃くらいで一致しません。
 
一次試験は、とにかく過去問を繰り返し解くことが、合格への近道です。
頑張ってください。