平成30年度 技術士一次試験 衛生工学部門択一(8) 熱源装置(冷凍)
こんにちは。技術士(機械)の古賀恭一郎です。
平成30年度 技術士一次試験 衛生工学部門択一問題の解答解説です。
技術士一次試験だけでなく、JABEE認定大学の該当学科の皆さんにも活用できる内容になっていると思います。
お役に立てれば幸いです。
JABEE |一般社団法人 日本技術者教育認定機構|世界で通用する技術者」になるための学びが、ここに。
から引用
技術者を育成する教育プログラムを「技術者に必要な知識と能力」「社会の要求水準」などの観点から審査し、認定する非政府系組織です。“教育プログラム”は認定の対象とする教育の主体のことで、通常、工学・農学・理学系の学科あるいは学科内のコースに対応します。
中略
- 認定プログラムの修了生は、国家資格である技術士の第一次試験が免除されます。
衛生工学部門の勉強のため、択一問題の解答解説をまとめていきます。間違いがあればご指摘いただけると幸いです。
問題8 熱源装置に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。
① 各種電動冷凍機の定格時成績係数は,水冷式の方が空冷式よりも大きい。
② 吸収冷凍機では一般に冷媒として水,吸収剤として臭化リチウム溶液が用いられている。
③ 遠心冷凍機はターボ冷凍機とも呼ばれ,羽根車の回転による遠心力で冷媒を圧縮するもので,空調用としては大容量の場合に多く用いられている。
④ レシプロ冷凍機は回転型圧縮機の一種で,中・大容量のヒートポンプなどに多く用いられている。
⑤ 吸収式冷凍機の特徴は圧縮式に比べて電力消費量が少なく,騒音・振動も小さいことである。しかし,形状や重量は大きく,冷却塔の容量も大きくなる。
~~~~~~~~~~
技術士会の正答は、④でした。
レシプロは往復動・ピストン型の圧縮機ですね。
一次試験は、とにかく過去問を繰り返し解くことが、合格への近道です。
頑張ってください。