古賀恭一郎の日記

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平成30年度 技術士一次試験 衛生工学部門択一(9) 換気

こんにちは。技術士(機械)の古賀恭一郎です。
平成30年度 技術士一次試験 衛生工学部門択一問題の解答解説です。

技術士一次試験だけでなく、JABEE認定大学の該当学科の皆さんにも活用できる内容になっていると思います。

お役に立てれば幸いです。

JABEE |一般社団法人 日本技術者教育認定機構|世界で通用する技術者」になるための学びが、ここに。

から引用

技術者を育成する教育プログラムを「技術者に必要な知識と能力」「社会の要求水準」などの観点から審査し、認定する非政府系組織です。“教育プログラム”は認定の対象とする教育の主体のことで、通常、工学・農学・理学系の学科あるいは学科内のコースに対応します。

中略

  • 認定プログラムの修了生は、国家資格である技術士の第一次試験が免除されます。
衛生工学部門の勉強のため、択一問題の解答解説をまとめていきます。間違いがあればご指摘いただけると幸いです。
 
問題9 換気に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。
 
① 風による換気力は,空気自体の持つ運動エネルギーに建物の形状により決まる風圧係数を乗じて求めることができる。
② 平均空気齢とは,空気が吹出口から排気口に至るまでの平均時間である。 
③ 建築物における衛生的環境の確保に関する法律が適用されない建物での在室人員に必要な新鮮空気を導入する換気は,建築基準法に規定される20[m^3/(h・人)]が一般的に用いられる。 
④ 人体からのCO2発生量は安静時で0.013 [m^3/(h・人)]程度,事務作業時で0.02[m^3/(h・人)]程度である。 
⑤ 第三種換気とは自然給気と機械排気による換気であり,直接的に外気を自然給気する場合を第三種換気の甲種,間接的に外気を自然給気する場合を第三種換気の乙種と分類する。
 
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技術士会の正答は、②でした。
 
(TAC建築士~より)
問題文は空気寿命を指しています。
空気齢は、給気口からある点にいたるまでの時間をいいます。
 
建築士はこういう問題も解く必要があるのですね。新たな発見です。
 
一次試験は、とにかく過去問を繰り返し解くことが、合格への近道です。
頑張ってください。