古賀恭一郎の日記

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平成30年度 技術士二次試験 機械部門択一(10)伝熱

こんにちは、技術士(機械)の古賀恭一郎です。

 

平成30年度 技術士二次試験 機械部門択一問題の解答解説っぽいことをやってます。
来年度は、択一が無くなりますが、キーワードは覚えておいて損はないですよ。 
 
問題10 伝熱に関する(ア)~(オ)の記述のうち,正しい内容の組合せとして最も適切なもの
はどれか。
(ア)対流伝熱は自然対流と強制対流に大別されるが,強制的な流れの速度が小さいときなどには,自然対流と強制対流が共存したような共存対流または複合対流が発生する。
(イ)熱伝導率の低い単一物質の典型的な状態は気体であり、繊維,粒子,多孔性物質,積層板などにより,すきまに気体を含む構造とすると良好な断熱材となる。
(ウ)黒体とは,放射強度や放射流束を目盛りづける理想的な空間あるいは表面であり,いかなる実在の物質よりも小さいエネルギーを放射する放射体である。
(エ)流れによってエネルギーが輸送される対流は流れの状態に強く影響を受ける。流れは大きく分けると層流と乱流の2形態があり,熱の輸送速度は層流では一般に非常に大きい。
(オ)熱伝導とは高温部から低温部へと熱が伝わる現象の1つであり, 一般的には固体,液体,気体の順に熱伝導率の値が減少していく。
① アイオ
② アウエ
③ イウエ
④ イウオ
⑤ イエオ
 

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技術士会の正答は、①でした。
 
(ウ)黒体は完全に放射できますね。
(エ)層流<乱流 ですね。