古賀恭一郎の日記

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平成30年度 技術士二次試験 機械部門択一(5)回転体のつり合い

こんにちは、技術士(機械)の古賀恭一郎です。

 

平成30年度 技術士二次試験 機械部門択一問題の解答解説っぽいことをやってます。
来年度は、択一が無くなりますが、キーワードは覚えておいて損はないですよ。 
 
問題5 回転体のつり合いに関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。
① 質量mの円盤の重心が回転中心から距離rの位置にあるとき、質量mと距離rから求まるmr^2を不つり合い量という。
② 質量mの円板の重心が回転中心から距離rの位置にあり、この円板が角速度ωで回転しているならば、円板に働く遠心力の大きさはmrω^2である。
③ 質量mの円板の重心が回転中心から距離rの位置にあるとき,この円板の回転中心に関して重心の反対側の距離Rのところに、質量M のおもりをmr=MRとなるように取り付けると,静的につり合いがとれる。
④ 円板が軸方向に複数配置しているロータにおいて,たとえ静的につり合いがとれていたとしても,回転することによりロータが振動する場合もある。
⑤ 不つり合いを有する円板が軸方向に複数配置しているロータについても,適切におもりを取り付けることにより静的につり合いをとることができる。
 

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技術士会の正答は、①でした。
 
回転体の不釣合い測定と修正
シグマ電子工業株式会社 公開資料から参照しました。
P12(15枚目)参照ください。
不つり合い量はmrで求められます。