古賀恭一郎の日記

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平成30年度 技術士二次試験 機械部門択一(9)熱力学の基本法則

こんにちは、技術士(機械)の古賀恭一郎です。

 

平成30年度 技術士二次試験 機械部門択一問題の解答解説っぽいことをやってます。
来年度は、択一が無くなりますが、キーワードは覚えておいて損はないですよ。 
 
問題9 熱力学の基本法則に関する(ア)~(オ)の記述のうち,正しい内容の組合せとして最も適切なものはどれか。
(ア)物体AとB及び物体BとCが熱平衡の状態にあっても、物体AとCが熱平衡とならないことがある。これを熱力学の第0法則と呼ぶことがある。
(イ)熱力学の第1法則はエネルギー保存則であり,熱エネルギーと力学的エネルギーはお互いに変換可能で,エネルギーの総和は常に一定であることを示す。
(ウ)外部からのエネルギー補充なしに永久に運動(仕事)を続ける第1種永久機関は,熱力学の第1法則により存在が否定されている。
(エ)熱力学の第2法則はエネルギーの変化の向きを表す法則であるが、高温物体の熱を他の変化を伴わず低温物体に移すことが不可能であることを示す。
(オ)単一成分からなる純粋物質の完全結晶のエントロピーは,絶対零度で零となる。これを熱力学の第3法則と呼ぶ。
① イウエ
② イウオ
③ アウエ
④ アイオ
⑤ アエオ
 
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技術士会の正答は、②でした。
 
(ア)物体AとCは熱平衡となりますね。
   このことを熱力学の第0法則と呼びます。
(エ)低温物体と高温物体が逆ですね。