平成30年度 技術士二次試験 総合技術監理部門択一(28)未熟練労働者の安全衛生管理
こんにちは、技術士(機械)の古賀恭一郎です。
平成30年度技術士二次試験総合技術監理部門を受験しました。
結果は不合格でしたが自分のためにも、択一問題の解答と解説をまとめておきます。
皆様のお役に立てれば幸いです。
問題28:製造業における経験3年未満の未熟練労働者の安全衛生管理に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。なお記述は,厚生労働省調べによる平成26年までのデータを基にしている。
① 休業4日以上の死傷災害における未熟練労働者の占める割合は,増加傾向にある。
② 未熟練労働者の労働災害を事故の型別で見ると約3割が挟まれ,巻き込まれである。
③ 労働安全衛生法では雇い入れ時の安全衛生教育が推奨されている。
④ 安全衛生教育は繰り返し実施し,身に付けさせることが重要である。
⑤ 未熟練労働者に対する安全の第一歩は,職場にはさまざまな危険があるということをよく理解させ,危険に対する意識を高めることである。
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技術士会の正答は、③でした。
労働安全衛生法 第59条にて次の記載があります。
労働安全衛生法 第6章 労働者の就業に当たっての措置(第59条−第63条)|安全衛生情報センター
(安全衛生教育)
第五十九条 事業者は、労働者を雇い入れたときは、当該労働者に対し、厚生労働省令で定めるところに
より、その従事する業務に関する安全又は衛生のための教育を行なわなければならない。
そのため、“推奨”ではありません。