古賀恭一郎の日記

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令和元年度 技術士二次試験 総合技術監理部門択一(14)人の行動モデル

こんにちは、技術士(機械)の古賀恭一郎です。

  

問題14 人の行動モデルに関する次の記述のうち,最も適切なものはどれか。
 
① マグレガーによれば,X理論では「人は働くことをポジティブに捉える存在である」,Y理論では「人は働くことをネガティブに捉える存在である」とし,Y理論に基づき「アメ」と「ムチ」を使い分けながら管理する方が,業績は上がるとしている。
マズローによれば,人の欲求は低次元から高次元まで5段階あり,人の特徴はその複数の段階の欲求を並行して追求していくものとしている。
③ ハーズバーグが提案した二要因理論によれば,職務満足感につながる要因と,仕事に対する不満につながる要因とは別のものであり,職務への動機付けのためには,後者の要因を除去することを優先すべきであるとしている。
④ メイヨーらがホーソンエ場で行った実験によれば,労働者の生産性向上をもたらす要因は,感情や安心感よりも賃金であるとされている。
⑤ アッシュの研究によれば,集団のメンバーは,常にその集団に受け入れられたいと望むため,集団規範に同調しがちであるとしている。
 
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技術士会の正答は、⑤でした。⑤と回答しました。
①不適切ですね。記述が逆です。
②不適切ですね。行動への動機づけが生じる順序を示してますので、並行することはありませんね。
③不適切ですね。不満足と満足に関する要因は別であるという理論です。
④不適切ですね。ホーソン実験ですね。青本3.3.3によれば、「作業能率は感情、雰囲気、集団規範などが影響を及ぼす。」ことがわかってます。
⑤適切です。記載の通りですね。