古賀恭一郎の日記

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令和元年度 技術士二次試験 総合技術監理部門択一(39)企業等の環境管理活動に係る用語

こんにちは、技術士(機械)の古賀恭一郎です。

  

問題39 企業等の環境管理活動に係る用語の説明として,次の記述のうち最も適切なものはどれか。
 
① 環境会計とは,環境保全に資する事業活動を行った企業が,税制上の優遇措置を受ける際に,環境保全のために要したコストを整理し国や自治体に申請する会計手法をいう。
② 環境報告とは,企業が事業活動に伴い排出した物質のうち,有害であるとして法令で定められたものについて,その年間排出量を国に報告するための仕組みをいう。
③ カーボンフットプリント制度とは,一定規模以上の事業者が,商品やサービスの消費段階で排出される温室効果ガスのうち,二酸化炭素の量について国に報告する制度をいう。
④ 環境マネジメントシステムとは,環境関連法令で定められた義務的手続を網羅し,企業の事業活動においてこれら義務的手続の遺漏防止と確実な履行をサポートするためのシステムをいう。
⑤ 社会的責任投資とは,各企業の収益力,成長性等の判断に加え,人的資源への配慮,環境への配慮,利害関係者への配慮などの取組を評価し,投資選定を行う投資行動をいう。
 
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技術士会の正答は、⑤でした。⑤と回答しました。
① 不適切ですね。平成28年度 問題39に出題されましたね。
② 「環境報告」は見つかりませんでしたが、環境報告書が記していることととらえると、不適切ですね。 「環境報告書」ってなに?http://www.env.go.jp/policy/envreport/about/環境省)より、事業活動による環境負荷と低減活動等を社会に公表することですね。
③ 不適切ですね。商品やサービスのライフサイクルを通して排出される温室効果ガスの排出量をCO2に換算して、分かりやすく表示する仕組みです。
④ 不適切ですね。平成29年度問題33でEMS(=環境マネジメントシステム)として出題されましたね。 
⑤ 適切ですね。平成29年度問題33でSRI(=社会的責任投資)が出題されてます。