古賀恭一郎の日記

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令和元年度 技術士一次試験 衛生工学部門択一(5)音環境

こんにちは。技術士(機械)の古賀恭一郎です。
 令和元年年度 技術士一次試験 衛生工学部門択一問題の解答解説です。

技術士一次試験だけでなく、JABEE認定大学の該当学科の皆さんにも活用できる内容になっていると思います。

お役に立てれば幸いです。

JABEE |一般社団法人 日本技術者教育認定機構|世界で通用する技術者」になるための学びが、ここに。

から引用

技術者を育成する教育プログラムを「技術者に必要な知識と能力」「社会の要求水準」などの観点から審査し、認定する非政府系組織です。“教育プログラム”は認定の対象とする教育の主体のことで、通常、工学・農学・理学系の学科あるいは学科内のコースに対応します。

中略

  • 認定プログラムの修了生は、国家資格である技術士の第一次試験が免除されます。

https://archilink.jp/heterogeneous-applications

衛生工学部門の勉強のため、択一問題の解答解説をまとめていきます。間違いがあればご指摘いただけると幸いです。
 
問題5 音環境に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。
① 障壁は,回折による高音域の遮断に対する効果が大きい。
② 音響エネルギー密度が60dBだけ減衰するのに要する時間を残響時間という。
③ 多孔質材の吸音機構において,剛壁に直貼りしたときの吸音率は,吸音材の材厚を厚くしても、低音域の吸音率は向上しない。
④ 重量衝撃音の低減に対しては,床構造の曲げ剛性や質量が重要で,木造などの軽量床の場合,必要な性能を得ることは困難である。
⑤ コインシデンス効果は、音がさまざまな方向から壁面に入射する場合には広い周波数で発生する。
 
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技術士会の正答は、③でした。
 
③ 不適切ですね。
によると、厚くすると一定値まで吸音率は向上するようです。
 
一次試験は、とにかく過去問を繰り返し解くことが、合格への近道です。
頑張ってください。