令和元年度 技術士一次試験 衛生工学部門択一(7)水配管
こんにちは。技術士(機械)の古賀恭一郎です。
令和元年年度 技術士一次試験 衛生工学部門択一問題の解答解説です。
技術士一次試験だけでなく、JABEE認定大学の該当学科の皆さんにも活用できる内容になっていると思います。
お役に立てれば幸いです。
JABEE |一般社団法人 日本技術者教育認定機構|世界で通用する技術者」になるための学びが、ここに。
から引用
技術者を育成する教育プログラムを「技術者に必要な知識と能力」「社会の要求水準」などの観点から審査し、認定する非政府系組織です。“教育プログラム”は認定の対象とする教育の主体のことで、通常、工学・農学・理学系の学科あるいは学科内のコースに対応します。
中略
- 認定プログラムの修了生は、国家資格である技術士の第一次試験が免除されます。
https://archilink.jp/heterogeneous-applications
衛生工学部門の勉強のため、択一問題の解答解説をまとめていきます。間違いがあればご指摘いただけると幸いです。
問題7 水配管に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。
① 開放式は必ず摩擦抵抗のほかに押し上げ揚程が加わり,密閉式に比べてポンプ動力が大きくなる。
② 二方弁制御は三方弁制御に比べて一般に制御性が良く,ポンプの台数制御などによりポンプの消費電力を節約できる。
③ 満水状態で流体が流れる場合の直管部摩擦抵抗は,管の長さと流体の密度及び流速の2乗に比例し,管の内径と管摩擦係数に反比例する。
④ リバースリターン方式では,各機器を通る配管長さが等しく,抵抗が同じとなるために,流量が自然に均一になるという特徴がある。
⑤ 普通の屋内配管では,浸食を防ぐための管内流速を一般に2.0m/s以下としている。
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技術士会の正答は、③でした。(ご指摘ありがとうございます。)
一次試験は、とにかく過去問を繰り返し解くことが、合格への近道です。
頑張ってください。