令和元年度(再) 技術士一次試験 衛生工学部門択一(10) 排水・通気配管
こんにちは。技術士(機械)の古賀恭一郎です。
令和元年年度 技術士一次試験 衛生工学部門択一問題の解答解説です。
技術士一次試験だけでなく、JABEE認定大学の該当学科の皆さんにも活用できる内容になっていると思います。
お役に立てれば幸いです。
JABEE |一般社団法人 日本技術者教育認定機構|世界で通用する技術者」になるための学びが、ここに。
から引用
技術者を育成する教育プログラムを「技術者に必要な知識と能力」「社会の要求水準」などの観点から審査し、認定する非政府系組織です。“教育プログラム”は認定の対象とする教育の主体のことで、通常、工学・農学・理学系の学科あるいは学科内のコースに対応します。
中略
- 認定プログラムの修了生は、国家資格である技術士の第一次試験が免除されます。
https://archilink.jp/heterogeneous-applications
衛生工学部門の勉強のため、択一問題の解答解説をまとめていきます。間違いがあればご指摘いただけると幸いです。
問題10 排水・通気配管に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。
① 建物の最下階にピロティや駐車場があり,そこに排水立て管が通過する際,水平移動して経路を変更する配管部をオフセットという。
② 伸頂通気管とは排水立て管の頂部に設置する通気管であり,原則としてその端部を大気に開放する。
③ 掃除口は,排水管径が100mm以下の場合は15m以内ごと,100mmを超える場合は30m以内ごとに設置する。
④ 各個通気管は,各衛生器具の器具排水管にそれぞれ設置する通気管で,その器具のあふれ縁より50mm以上立ち上げて通気横枝管等に接続する。
⑤ ループ通気管を用いるループ通気方式は,排水横枝管に複数接続された衛生器具のトラップを保護する効果的な方法である。
~~~~~~~~~~
技術士会の正答は、④でした。
④ 器具より上で接続するか、屋外に接続するそうです。
また、通気立て管に接続するようですね。
一次試験は、とにかく過去問を繰り返し解くことが、合格への近道です。
頑張ってください。