古賀恭一郎の日記

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令和元年度(再) 技術士一次試験 衛生工学部門択一(12) 大便器

こんにちは。技術士(機械)の古賀恭一郎です。
 令和元年年度 技術士一次試験 衛生工学部門択一問題の解答解説です。

技術士一次試験だけでなく、JABEE認定大学の該当学科の皆さんにも活用できる内容になっていると思います。

お役に立てれば幸いです。

JABEE |一般社団法人 日本技術者教育認定機構|世界で通用する技術者」になるための学びが、ここに。

から引用

技術者を育成する教育プログラムを「技術者に必要な知識と能力」「社会の要求水準」などの観点から審査し、認定する非政府系組織です。“教育プログラム”は認定の対象とする教育の主体のことで、通常、工学・農学・理学系の学科あるいは学科内のコースに対応します。

中略

  • 認定プログラムの修了生は、国家資格である技術士の第一次試験が免除されます。

https://archilink.jp/heterogeneous-applications

衛生工学部門の勉強のため、択一問題の解答解説をまとめていきます。間違いがあればご指摘いただけると幸いです。
 
問題12 大便器に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。
① 望ましい大便器の条件としては、乾燥面が少なく留水面が広いこと,排水路内径が大きいことなどが挙げられる。
② 洗浄弁方式による給水は,給水管の管径が25mm以上,必要給水圧力が30kPa以上必要である。
③ ロータンク式による給水は,給水管の管径が13mm程度,必要給水圧力は一般水栓と同じ30kPaと低くてよい。
④ 洗浄方式の分類における洗い出し式は,和風便器に使われ,汚物を一時便器の上にた めるので臭気が強いが,安価である。
⑤ 節水形大便器の洗浄水量はJIS規格において,節水I形で8.5リットル以下,節水II形で6.5リットル以下と規定されている。
 
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技術士会の正答は、②でした。
 
https://www.jstage.jst.go.jp/article/shasetaikai/2019.1/0/2019.1_201/_pdf/-char/ja(専用洗浄弁式の大便器における器具給水負荷単位の検討 より)
水圧は50~70kPa必要なようです。
 
 

一次試験は、とにかく過去問を繰り返し解くことが、合格への近道です。
頑張ってください。