こんにちは。技術士(機械)の古賀恭一郎です。
令和元年年度 技術士一次試験 衛生工学部門択一問題の解答解説です。
技術士一次試験だけでなく、JABEE認定大学の該当学科の皆さんにも活用できる内容になっていると思います。
お役に立てれば幸いです。
JABEE |一般社団法人 日本技術者教育認定機構|世界で通用する技術者」になるための学びが、ここに。
から引用
技術者を育成する教育プログラムを「技術者に必要な知識と能力」「社会の要求水準」などの観点から審査し、認定する非政府系組織です。“教育プログラム”は認定の対象とする教育の主体のことで、通常、工学・農学・理学系の学科あるいは学科内のコースに対応します。
中略
- 認定プログラムの修了生は、国家資格である技術士の第一次試験が免除されます。
https://archilink.jp/heterogeneous-applications
衛生工学部門の勉強のため、択一問題の解答解説をまとめていきます。間違いがあればご指摘いただけると幸いです。
問題14 加湿器に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。
① パン形加湿器は,水中に溶けた不純物が濃縮されるため,スケールが付着し,寿命が短い。
② 気化式加湿器には,加湿装置についた残留物の洗浄用に加湿量の1.5~3倍の給水量が必要である。
③ スプレー形加湿器は,水や温水噴霧の場合には温度低下を伴う。
④ 遠心加湿器は,水を回転拡散させ,霧状にして給湿する。
⑤ 超音波加湿器は,常温で霧化するため,冷房時より暖房時の加湿に適する。
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技術士会の正答は、⑤でした。
何が不適切なのか、悩んでいます。レジオネラ菌による死亡事故が発生したことがあるので、冷暖房ともに使用は適さないから、不適切なのでしょうか。
一次試験は、とにかく過去問を繰り返し解くことが、合格への近道です。
頑張ってください。